日本語は一般にとても難しい言語の一つだと考えられており、実際に難しい面があるのは否定できません。
しかし、口語に関する限り、音声的にも文法的にも日本語の規則はすこぶる単純で、「例外」が少ない点では英語の比ではありません。
基礎口語日本語
こちらの日本語教師養成420時間講座のテキストである「基礎口語日本語」では、口語日本語の基礎的な文法事項に焦点を当て、全14課を通して日本語の特徴がより体系的に学習できるよう、編纂されています。
日本語に関心のある人はもちろんのこと、日本語を教える日本語教師のみなさんにも役立つことでしょう。
A4(見開きA3)サイズ、178ページ、厚さ約1cm
~基礎口語日本語~
BASIC SPOKEN JAPANESE
和英両文
ENGLISH-JAPANESE
前述の通り、本書は全14課から成り、各課は会話文(KEY SENTENCES)と文法(GRAMMAR)の2つで構成され、口語日本語に照準を当て、左ページにローマ字と英語の表記、右側に左ページの日本語訳のページと対になっています。
【会話文】
各課の最初に会話文が出てきます。形式はオーストラリア人男性トムと日本人女性ヨシコの会話で、東京周辺で聴かれる標準日本語が使われ、その課で学ぶ新事項を交えて会話文は作られ、使われる単語も使用頻度の高いものから出てきます。
日本語学習者には日常会話に慣れるために、すべての文を何度も何度も反復練習してもらってください。
【文法】
文法は語学の学習者にとって無味乾燥的なものと考えられがちですが、文法を無視すれば詰め込み式の学習になってしまい、能率的ではありません。
ここでの文法は英語圏の人たちのために単純明快な日本語文法で書かれていますので、課が進むにつれ、学習者は体系的に内容をすばやく整理することができるようになっています。
通学講座で使用するテキスト
この「基礎口語日本語」は、シドニー通学一般講座で使用しているテキストで、一般通信講座のSpoken Japanese Beginners(1と2)の内容を、2週間と短い通学期間でも効果的に学べるように集約したものです。
そのため、通信講座の受講生は、この「基礎口語日本語」を講義の動画と併せて一通りご覧になれば、通学しているのと同じような感じで、Spoken Japanese Beginners(1と2)の内容もより理解しやすくなるかと存じます。
尚、Spoken Japanese Beginners(1と2)の英文は、日本語で理解しやすいように、「教師指導要綱(1と2)」に日本語訳を付けております。
以上が 「基礎口語日本語」のテキスト概要となります。
基礎口語日本語についての受講生の感想
実際の受講生からは以下のようなご感想をいただいています。
今回は挫折しなかった
10年位前に別の通信教育コースで日本語教授法を勉強し始めたのですが、直接法から学習が始まったためか難度が高く感じ、挫折した経験があるので不安だったのですが、この日本語教師養成講座の学習法は間接法で始まり、Spoken Japanese のテキストで日本語学習者の立場を確認しつつ教授法を学ぶことができるので、将来自分が教える姿が容易に想像でき、楽しく学習することが出来ています。
個人のペースでの独学は、時に孤立感を感じやる気がなくなる時があるのですが、テキストの基礎口語日本語(和英両文)と教本に対応している動画での学習で実際にクラスに参加しているような気持になり、モチベーションを持続するのに大きな支えとなっております。
毎回ワークシートの添削がとても詳しく丁寧で、理解増進につながっています。また、教授の際の英語での説明も参考として書いてくださるので、将来実際に英語で教える時の不安を減らす助けになっています。 (アメリカ・カリフォルニア州ご在住の52歳女性)
講座のテキストが授業でとても役立っている
知り合いの伝手で大変モチベーションの高い生徒たちを紹介していただき、この講座で学んだことを元に日本語の指導を始めました。
こちらでいただいたテキストでは、日本語の文の構造を学習者に理解させるための数々のポイントが良くまとめられており、授業を作り上げていくうえで大変役に立っています。
(ドイツご在住の60歳女性)
【その他の教材サンプル】:
- 日本語教師養成総合講座ガイド(学習の手引き)
- Spoken Japanese Beginners I&II
- 日本語教師指導要綱(教師マニュアル) I&II
- 解説動画と解説音声
- 日本語教育全書
- 基礎口語日本語
- 日本語教授直接法
- ワークシート(一般通信・マスター講座)
- 教え方 実践動画・・・「英語を使う間接法」「直接法-実習生デモンストレーション」
- [試験対策]:登録日本語教員(国家資格)筆記試験対策
- [添削方法]:Eメール添削方法について
- [解説指導]:オンラインでの日本語の教え方
- [修了証明]:修了証書
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