イタリアも当日本語教師養成講座の受講生が多く、欧州では、フランス、ドイツ、スペインに次いでの受講生数になっています。
【欧州での受講生が多い国ランキング】
→詳細:日本語教師養成講座 受講生分布グラフ 県別・国別の需要比較
「イタリアで日本語教師をしたい」「副業でオンライン日本語教師をしたい」「イタリア人に”日本語を教えて”と頼まれたが、うまく教えられず困った」「家族(子ども)に日本語を教えたい」「忘れつつある日本語や日本文化を学び直したい」など、いろいろな受講動機を持って、みなさん日本語教師養成講座を受講されています。
この講座の詳細は、こちら『日本語教師養成講座 420時間 通信教育』でご確認いただけます。
当ページでは、イタリアご在住者の、当日本語教師養成講座を受講した感想・体験談をご紹介しています。
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イタリアでの日本語教師養成講座【体験談・修了感想文】
実際に当日本語教師養成講座を受講された方からは以下のような感想をお寄せいただいています。
イタリアで日本語を教え始めました
この講座の特徴
自分のペースで学習できる点が非常に魅力的でした。時間や場所に縛られず、自由に学べる環境は、忙しい日常の中で効率的に学習するのに適していると感じました。また、オンライン教材や動画講義を活用することで、実際の教室に通うことが難しい状況でも質の高い教育を受けられる点も印象的でした。
この講座では、文法や言語学といった理論的な知識から、実際の指導現場での実践的なスキルまで幅広く学ぶことができ、とても有意義でした。
日本語を教え始めました
今私はイタリアに住んでいるのですが、先月からボランティアで日本語を教え始めました。参加者さん達からは、今まで私が日本語を話している上で感じたことがない・考えたこともないような質問が毎回飛び交っていて、日本語の奥深さ・魅力・また難しさを実感しています。
有償のオンライン日本語教師へステップアップを目指す
今後は、学んだスキルを活かしながらボランティアを継続し、また次のステップとして語学学習プラットフォーム(iTalki,preply,Livexpなど)に登録し、実際にお金をもらって人に日本語を教えるということをしていこうと考えています。学習者が日本語を通じて、新しい文化や社会に触れる楽しさを感じられるような授業作りに力を注ぎたいです。
また経験を通じて自分の指導法を磨き続け、日本語教育のプロフェッショナルとして成長していきたいです。
そして、国や地域を問わず、多様な学習者と関わることで、世界の架け橋となれるような存在を目指していきたいと思います。
さらにその先の抱負
今後の非常にざっくりとした目標(夢)なのですが、日本に住んでいる外国人の子どもに対して日本語を教えるということにも興味があるので、もし今後日本に完全帰国することがあれば、そちらにも視野を広げて何かしていければいいなと思っています。この講座で得た学びを胸に、これからの挑戦に前向きに取り組んでいきます。ありがとうございました。
(イタリア・Bologna/ボローニャご在住の33歳女性、約7ヶ月で修了)
日本語を「話せること」と「教えることができる」はまったく違う
添削とワークシート
通信講座のどの課においても、知らなかったことや驚きの連続でした。担当の先生の解説でさらに深く理解することでき、添削して頂いたワークシート全てがまるでもう一冊の特別なテキストのようです。無事に一般通信講座を終えられたのは、毎回送られてくる丁寧なワークシートの添削と添削員の先生の優しいお言葉のおかげです。とても良い先生に添削して頂けて、本当に嬉しく思います。
痛感したこと
(前半の)一般通信講座で痛感したのは、「日本語を話せる」(母国語なので当然といえば当然ですが)ということと、「日本語を教えることができる」ということは全くの別物だということでした。このまま(後半の)マスター講座も引き続き頑張っていこうと思っております。
(Montello/モンテッロご在住の43歳女性、前半一般講座を修了しての感想)
イタリアの公立大学の日本語講師に確定しました
(前半の)一般通信講座から始まり、(後半の)マスター講座まで、7カ月間お世話になりました。
日本語に関する基本的なことから日本語学についてのさまざまな知識、直接教授法・間接教授法のノウハウ、教師としての心得、授業のやり方、組み立て方など実践的なことまで幅広く網羅されていて勉強になりました。(後半の)マスター講座の5~7回目あたりが課題も多く、音声学や語構成、日本語文法理論など複雑な内容になり、ワークシートの提出が大変でした。各章の最後にある練習問題も難しかったです。
しかしながら毎回、とても丁寧に添削・ご指導いただき、返送いただいたワークシートを読み返すのも面白く、楽しみになっていました。各回で日本語を教えるための個人的な相談にも親身になってのっていただき、支えとなりました。
イタリアの公立大学にて、今秋より36時間のビジネス日本語コースの講師をすることも確定いたしました。この420時間をやり遂げたということそのものをまずは一つの自信にし、今後とも日本語教師として日々精進してまいります。
(ローマご在住の44歳女性、約7ヶ月で修了)
日本人であることに誇りを持てるようになった
まずは無事完走することができて安堵しております。自分のペースで無理なく学習を進めることができたので、仕事、家事との両立が可能だったと思っています。
提出したワークシートが丁寧に添削されて返ってくるのが、毎回とても楽しみで、忙しいながらもモチベーションを最後まで維持することができました。
この講座を通じて日本語の奥深さ、奥ゆかしさを改めて認識し、自分が日本語を母語とする日本人であることに誇りを持てるようになりました。
今後の抱負ですが、日本語教育能力検定試験突破も念頭に置きつつ、日本語の勉強を続けていきたいです。(ミラノご在住の49歳女性)
→この感想の全文はこちら通信教育を修了した感想2020をご参照ください。
媒介語として英語も使える教師は希少価値がある
検定対策の通信講座は修了したが・・・
3年前に日本語教育能力検定対策の学習を主とした通信の日本語教師養成講座を修了したものの、外国人に日本語を教える、という肝心のノウハウが自分には欠如していることに気づき愕然としました。何とかしなければ、と検索していると、通学はできなくても単なる知識だけではなく、私が渇望していた「それを使ってどう教えるのか」をご教授してもらえるというこの講座に、やっと巡り逢えました。
間接法のメリット
その上、英語を使っての間接法も教えてもらえることがとても魅力的でした。実際、日本に初めて来る外国人たちに日本語のみでの直接法で教えることは、生徒にとっても負担であり、媒介語としての英語も使える教師は希少価値があります。講師から添削指導を受けた感想
学習者の立場に立って作成された英語でのよくわかる教科書、しかし日本人の教師用に対訳と詳しい参考事項まで付記されているのは、本当に有り難いです。今のところはまだまずは教師用の 日本語を読まなければなりませんが、英語は何度も読み返しノ-トに書き留めています。
14動詞や学習者にとって理解するのが難しい「は」と「が」の用法などは、私にとっても初めての事項でしたが、繰り返し述べられ、またシ-トでも確認され、その他「自分で考えよう」の課題に挑戦することで、知らず知らずのうちに日本語教師として育て上げてもらっていました。「よく出来ました」の嬉しい誉め言葉を付けていただいて 一週間以内には必ず返信されてくる添削シ-トに、先生をはじめとする御校の教育方針に触れる思いで、この講座を受けて本当に良かった!との思いを毎回抱き続けて、おかげさまでようやくタ-ニングポイント到達です。
(L’Aquila / ラクイラご在住の67歳女性)
以上のように、イタリアにおいても様々なバックグラウンドをお持ちの方が、当日本語教師養成講座を活用されていらっしゃいます。
イタリアでの日本語教師養成講座【受講の流れ】
- お問い合わせ・資料請求
- 仮申込
- 受講をご希望の方は、こちらの仮申込(見積依頼)のフォームを送信してください。
- お支払い方法(お見積り)返信
- 折り返し、Eメールにてお支払い方法の詳細など(お見積り)をご案内いたします。
- 受講料のお支払い
- 上記案内(お見積り)に従って、受講料をお支払い(WISE送金含む銀行振込・クレジットカード払い)ください。
- 教材発送
- お支払い(銀行振込着金確認・クレジットカード課金完了)後、教材テキストをイタリアのご指定の住所にEMSにて送付します。
- イタリアの場合、通常、2週間前後で届く場合が多いです。
- 教材発送と同時に、「教材発送通知メール」も送信しますので、そのメールの内容に従って、教材到着まで動画などをネットでご覧いただけます。
- 教材到着・受講開始
- 教材テキスト類がイタリアのご自宅に届いたら、すぐに受講を始められます。
- 計20回の添削授受
- テキストを見ながら、各回のワークシートを仕上げてオンライン(Eメール)で提出し、添削を受ける。この添削授受を計20回繰り返し、講座修了となります。
- 修了証発行
- 講座修了後には、修了証明書を授与します。