スウェーデンご在住者やスウェーデンに関わる方々からの、当日本語教師養成講座にお寄せいただいたご質問や受講動機などをご紹介します。
北欧で日本人であることをいかしたい
Q.スウェーデン在住ですが、こちらでも日本語教師養成講座を受講できますか?私は日本では英語を教えていました。現在、国際結婚ののち、子どもができたのをきっかけに連れの故郷であるストックホルムに二年前から住んでいます。語学に関わる仕事がしたいと考えているのですが、英語はもちろんネイティヴの先生がこちらでは有り余るほどいるため、日本人として日本語を教えられるスキルと資格を今のうちに(子育て中ですので)獲得しておきたいということで受講を決意いたしました。
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A.はい、スウェーデンにて当日本語教師養成講座の受講が可能です。首都ストックホルムに限らず、スウェーデン全土まで教材を発送しております。
当講座は直接法に加えて、英語で日本語を教える間接法も学習しますので、一助になれば幸いです。
→この日本語教師養成講座の|資料請求・お問合せ|仮申込(見積依頼)|
スウェーデンでの日本語教師養成講座【受講動機・感想】
イギリス、ドイツ、フランス、スペイン、イタリアなどに比べれば少ないですが、スウェーデンにも一定数、受講生はいらっしゃり、個人レベルでは日本語を教える需要はあるようです。
ちなみに、スウェーデンにお住まいの方からは以下のような受講動機などをお寄せいただいています。
移動しながらも学びたい
今ドイツのハンブルクに住んでますが、もうすぐストックホルムに移住します。そのあと、日本、中国、ストックホルムと、いろんなとこに移動しないといけなくなると思うのですが、それでも420時間講座をずっとネット上で受講可能とあったので。できれば早く始めたいです。(ストックホルムへ引っ越し予定の23歳女性)
日本語教師養成学校がないので
こちらでは日本語教師養成学校はないので、通信教育かつ420時間の修了書がもらえるこちらの通信教育を検討中です。よろしくお願いいたします。(Örebro/エーレブルーご在住の24歳女性)
大学で日本語教師をしたい
イギリスの大学院で教育学系の修士号を取得、日本の民間企業で数年勤務した後、現在は博士課程の大学院生として、スウェーデンで移民の教育をテーマに研究しています。
元々海外の大学で日本語を教える仕事に強い関心があったため、自身の研究と同時進行で日本語教育に携わるための準備をしようと考えました。(Växjö/ベクシェーご在住の29歳男性)
オンラインで受講できるので
現在スウェーデン在住でオンラインの日本語教師養成講座を希望しています。よろしくお願いします(Malmö/マルメご在住の30歳女性)
通信で受講できるので
現在スウェーデン在住の為、通信で日本語教師の資格を習得したいと思った為。費用の支払いは、日本にいる両親に代理をお願いして御社の日本口座へ振込をお願いしようと思っております。使用しているPCはMacですが、Wordソフトを入れているので、ワークシート問題なくダウンロードし編集保存できております。もし、ワークシート使用に今後問題が発生するような事があれば、メール添削にする等ご相談させて頂ければと思います。何卒よろしくお願い致します。(Stockholm/ストックホルムご在住の31歳女性)
いろいろ調べた結果
スウェーデンで日本語教師になるには日本で大学を出ていないといけないはずですが、デンマークは少し緩いと聞いたことはあるのですがはっきりわかりません。コペンハーゲンで検索したときにこのサイトを見つけました。(Lund/ルンドご在住の31歳女性)
また、受講生からは以下のような感想をいただいています。
オンラインで教える際に役に立っている
講座では、間接法および直接法両方の視点から日本語を非母語話者に指導することについて、体系的に学ぶことができました。また、日本語が体系的な言語であることに気付けたことも大きな成長です。そして、オンラインで日本語を指導している中で、学習者の質問で悩むことも多かったのですが、教師指導要綱I&II、SPOKEN JAPANESE BEGINNERS I&II、日本語教授法直接法、全テキストが強い味方になってくれました。
もちろん、今後教育機関で指導する機会を得たときなどにも指導のベースになる学びができたと確信しています。
(スウェーデンご在住の29歳男性)→この感想の全文は、こちら【受講体験談】通信の日本語教師養成講座420時間にてご覧いただけます。
以上のように、様々なバックグラウンドをお持ちの方が、ご自身の用途に応じて、当日本語教師養成講座を受講されています。
スウェーデンでの受講に関するQ&A
Q.講座はいつ始められるか?
Q. 北欧でもこの日本語教師養成講座は受講できるとのことですが、講座はいつ開始できるのでしょうか?日程は決まっているのですか?教材が届いてからスタートというのは、スウェーデンに届くのでしょうか?それともオンラインの場合は特に教材とかはないということでしょうか?
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A. 通信講座ですので、教材テキストが郵送にてスウェーデンのご自宅に届けば、いつでもすぐに始めることができます。基本は、
- 紙媒体の教材テキストがスウェーデンのご自宅に届く
- その教材テキストを見ながらワークシートを作成してEメールで提出、添削指導を受ける
- そのワークシートの授受を計20回おこなう
・・・という流れです。補足教材の動画は、オンライン配信(Youtube)でご覧いただけます。
教材は、お申込みのお手続き(お支払い)完了後、すみやかにEMSにて発送します。「420時間総合講座」をお申込みされた方は最初の1回で教材すべてが発送完了となります。
お申込み(お支払い)完了後、教材発送とともに、ご本人様にEMS番号をEメールにてお知らせいたします。
そのEMS番号(荷物個別トラッキング番号)をスウェーデン国内の郵便荷物個別番号検索サイト(www.posten.se/tracktrace/TrackConsignments_do.jsp?lang=GB)などの空欄内に入力すると以下の通り、教材が届くまで追跡(トラッキング)ができます。
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以上の通り確認できますので、教材到着まで楽しみにお待ちください。
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教材到着までの期間のおおよその目安:約1-2週間
- 上記は実際の追跡例ですが、プライバシー保護のため、表示の番号等は変えてあります。
- ご利用のインターネット・ブラウザにより画面表示仕様は異なる場合がございます。
- 各国の郵便局(郵便サービス)の諸事情により、webの仕様や追跡画面のデザイン・レイアウト等は予告無く変更されている場合があります。予めご了承ください。
Q. スウェーデンで日本語を教える際に役立つ講座ですか?
Q. この講座はスウェーデンで日本語を教える際に役に立つ講座でしょうか?
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A. はい。特にこの日本語教師養成講座では、英語を使って日本語を教える間接法も学習します(直接法も学習します)。欧米圏では直接法(日本語を使って日本語を教える教授法)よりも、間接法教授が一般的です。また、当講座の日本語教師指導要綱も、日本語教師のマニュアル本として、そのまま役に立つかと存じます。
スウェーデン語のテキストではありませんが、英語を交えて教えるか、英語の部分を必要に応じてスウェーデン語にご自身で置き換えるなど工夫して教えられるとよいかと存じます。
また、当講座は日本語教育能力検定試験対策も含まれておりますので、機会があれば、ぜひ検定合格も目指してください。参考教材として検定の直近の過去問題も送付し、過去問の解説・指導もおこなっておりますので、ご活用ください。
Q.スウェーデンからの受講料のお支払い方法
Q1. 受講料はスウェーデンクローナと日本円ではどちらが安いか
Q. 日本語教師養成講座の受講料のお支払いについてですが、スウェーデンクローナでの支払いより日本円で日本の銀行もしくはクレジットで支払ったほうがいいのでしょうか?ご回答いただければ幸いです。
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A. お支払いについてですが、日本円建てかクレジットカード払いのみとなります。あいにくスウェーデンクローナでは承っておりませんので、スウェーデンクローナ建ての料金お見積りは提示しておりません。クレジットカードについては、VISA/Mastercard/American Express)がご利用いただけます。スウェーデンで発行されたクレジットカードでも大丈夫です。
日本の銀行口座へのお振込みが難しい場合は、日本の銀行のインターネットバンキング経由か、日本にご在住のご親族やご友人・知人からの代理振込でも構いません。またはスウェーデン・クローナからWISE送金も可能です(以下、ご参照ください)。
Q2.スウェーデンからどのように受講料を支払えばよいですか?
A. 以下のクレジットカード払いか、銀行振込(WISE送金含む)が可能です。
- クレジットカード(VISA/MasterCard/American Express)がご利用いただけます。1回~5回払いまで可能で、分割手数料は頂戴しておりません。ご親族等、代理の方のクレジットカードでも大丈夫です。
- 日本の銀行口座のネットバンキングをご利用できる方はネット経由から日本の銀行口座(三菱UFJ銀行)への振込も可能です。ご自身で銀行口座ができない方は、ご親族等の代理の方からのお振込みでも大丈夫です。
- WISE送金をご利用できる方は、スウェーデン・クローナからのWISE送金も可能です。
→WISE送金について
この場合、仮申込フォームをいただいた後、折り返しお見積り額とwiseに登録してあるメールアドレスをお知らせいたします。
Q. 教材が多いので分けて送ることは可能か?
Q. 現在、スウェーデンのOrebro(エレブルー/エーレブルー)に住んでいます。日本語教師養成講座の教材が5-6kgとかなりな量みたいなのですが、それをたとえば最初の3カ月分だけスウェーデンに送っていただき、残りは日本に届けていただくということは可能でしょうか???
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A. 可能です。但し、「最初の3カ月分だけ」という分け方ではなく、420時間講座を前後半に分けた前半の一般講座分の教材を最初に送り、後半のマスター講座分は、また別途ご指定の送付先に送付する、という形になります。
Q. スウェーデンで日本語教師になるには?
Q. 私はこれまで日本含めアジアで日本語教師をしてきて、次はスウェーデンやその他の北欧諸国で日本語教師をしてみたくなり、いくつかの求人サイトをチェックしたのですが、北欧の求人はほぼありません。スウェーデンやそれが無理ならその他の北欧の国々で日本語教師になるにはどうすればよいでしょうか?
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A. 基本的に北欧では日本語の需要が無いので、「無いものは無い」のでふつうに探しても「無い」です。「無い物」を探すには、出ている求人を探すような受け身な職探しでは問題外で、自分で雇用を創出するくらいの勢いで臨まなければ無理です。
そもそも(仮に求人が微少ながらあったとしても)日本語で求人情報を出していない理由は、
- スウェーデン語または英語ができない人には応募してきてほしくない
- 日本語教師ではビザが取れないので海外から応募してきてほしくない
といった諸事情が背景にあることを求人情報の一般常識として理解しておく必要があります。
スウェーデンで日本語を教えるポジションが見つかったとしても、それはいずれも基本的に週1、2回程度のテンポラリーなものがほとんどで、それで生計を立てることは無理です。もちろん、それではビザも取れません。また、多くの場合、採用の際にはそれなりの語学力(スウェーデン語)が求められます。
激少ながらもスウェーデンで日本語を学ぶ環境があるところは、スウェーデンのカルチャースクールやgymnasium(いわゆる高校)の一部で日本語クラスを設けている場合や、それなりの規模の大学(ストックホルム大学、ヨーテボリ大学、ルンド大学など)には日本語学科を設けている所もあり、実際、日本人の日本語教師が勤務していたりしますが、いずれにしても一般求人が出てそれに応募するという消極的な姿勢では駄目で、コネ(ツテ)を切り開いていくか、自ら売り込んでいくようなアプローチが必要です。
スウェーデンにおいては、大学など日本語学習者が中上級になってきた場合は、直接法で教える場合もありますが、基本的には間接法(スウェーデン語、時に一部英語を交えて)で日本語を教える場合がほとんどです。