インドへ進出する日系企業の増加に伴って、インドご在住の方からの当日本語教師養成講座へのお申込みやお問い合わせが増えてきています。
当ページでは、インドご在住者からの受講動機や、講座に関するご質問などをご紹介しています。
インドで教えることになったので
Q.インド(ムンバイ)在住ですが、インドでも日本語教師養成420時間講座を受講できますか?この度、こちらの日本語学校で教えることになったので、420時間の修了証と、できれば英語での教え方を学べる講座を探していました。両方の要望に合致するので御社の講座がよいと考えました。
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A.はい、インドでも受講できます。当講座では「英語で日本語を教える間接法」も習得できますので、インドでも役に立つかと存じます。また、インドでの日本語需要(日本語の人気)は、日系企業の進出とともに高まっており、それに伴い、当日本語教師養成講座のインド在住受講生も年々増えています。(→受講生分布参照)
教材はインド全土までお渡ししております。
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インドで受講する場合のQ&A
この講座はインドではどんな人が受講しているですか?
インドで日本語教師として働いていらっしゃる方、インドの方とご結婚され現地で日本語教師を目指していらっしゃる方、現地の大学に通われている方など様々なバックグラウンドの方が当 日本語教師養成講座を受講されています。
以下に、インドご在住またはインド関連での、当日本語教師養成講座にお寄せいただいた受講動機をご紹介いたします。
20代
インドにて日本での雇用創出支援のため
仕事の関係でインド・バンガロールでの、現地の方の日本での雇用創出支援を行うため。(船橋市ご在住の25歳男性)
翻訳者+日本語教師
現地の企業で翻訳者として勤務しており、日本語教育に携わる場面もあり、日本語教育の基礎を習得すべく、海外のため英語での表現方法も並行してインプットしたいと考え、貴社にたどり着きました。(チェンナイご在住の29歳女性)
30代
勤め先の補助制度を利用して
受講動機
- 海外からの受講(インド・バンガロール)および海外への教材発送が可能な点
- 会社からリファンドを受けたいため、英文での領収書を発行してくださる点
サイトのQ&Aは拝見いたしました。全通信での日本語教師養成講座受講を希望しております。何卒宜しくお願い致します。
( Bangalore, Karnatakaご在住の31歳男性)
社内で日本語を教えることになった
インドの日系企業のチェンナイ支店で仕事をしていまして、420時間の養成講座を通信で受けようと考えております。どうぞよろしくお願い申し上げます。(タミルナードゥ州チェンナイご在住の33歳男性)
検定を受験できないため
インド在住です。日本語教育能力検定試験を一度受けましたが残念な結果に終わり、しばらく試験を受けることができないため、海外で受けられる通信教育を探していました。もしインド滞在中に終わらなかったとしても、帰国後も続けられるという点、大変助かります。自身の環境が落ち着いてきましたので、先ほど、申し込みをさせていただきました。よろしくお願いいたします。(アフマダーバードご在住の34歳女性)
インドで日本語教師を目指す
インドでの日本語教師を目指しており、資格が必要なため、できれば通信でできる420時間日本語教師養成講座を探していました。(ウッタラーカンド州ご在住の36歳男性)
40代
インターナショナルスクールに就職するため
インドのインターナショナルスクールに就職希望のため。英語で日本語を教える間接法を学びたいため。(Bangalore/バンガロールご在住の42歳女性)
定年後に備えながら、子どもにも教えたい
インド在住で、子供にきちんと日本語を教えたい。また定年後の準備としてスキルを身に着けたい。(Mumbai/ムンバイご在住の47歳女性)
50代
インドでの日本語需要に応えたい
インドには沢山の日本語を学びたい人がいます。裕福で無い人たちに、安価で教えたい。そんな技術を身につけたい為。日本語はニュアンスや独特の忖度など、文化的にどう伝えて良いのか、難しく感じています。どのように教えたら良いのかを学びたい為。また、間接法では、英語も理解できる為、希望しています。ゆくゆくは、インドに住み、日本語教師として働きたいと計画しています。(京都府ご在住の54歳女性)
忘れかけた日本語を仕事でいかしたい
仕事がら、必要な為、修了書をいち早く取得したいと思っています。年齢的に記憶力の低下もさることながら、日本を離れて早30年、日本語も忘れかけていて、わからない事だらけですが、何卒よろしくお願い致します。頑張ります。(教材到着を)楽しみにお待ちしています。(マハラシュトラご在住の55歳女性)
60代
日本人学校勤務のため
再来年、別の日本人学校への勤務を希望しており、その際、日本語指導資格が生かせると考え希望しました。私は30年間の英語教師をしており、その経験も生かせるものと考えます。(ニューデリーご在住の60歳男性)
海外経験をいかしたい
長年の海外勤務経験を活かし、日本文化と日本語に興味のある人達に日本語を学ぶ機会を持ってもらう事の一助となることと、日本語を教えることを仕事になるようにして行きたい、と考えています。(インド・バンガロールご在住の61歳男性)
上記以外にも、直近では、インドから以下のような方々がお申込みされています。
- カルナータカ州バンガロール(Bangalore, Karnataka)にご在住の32歳/35才/39歳女性3名
- ムンバイ(Mumbai)ご在住の35才の女性
- ニューデリー(New Delhi)ご在住の34歳女性
- ムンバイ近郊のマハーラーシュトラ州プネー(Pune, Maharashtra)のプネ大学の30歳の女性
受講した感想(体験談)
また、受講生からは以下のような感想をお寄せいただいております。
直接法と間接法のテキスト
日本語は母語ですが、助詞の「が」と「は」の違いや「に」「で」「へ」のそれぞれの役割など、テキストを読むまでは自分で考えることがなかったので、とても勉強になりました。ワークシートの「自分で考えてみよう」コーナーは、テキストに載っていない内容を自分なりに考える、とても良い機会でした。
直接法テキストでは、日本語を使って日本語を教える時には、イラストやジェスチャーを入れることが理解につながることがわかりました。
また、「見てください」「聞いてください」などの教室での指示の出し方の決まり事を最初に教えることで、だいたいの意味を理解するきっかけとなり、意味があるなと感じます。学習者の立場に立って考えたとき、何をすれば理解の助けになるかを自分なりに考えて、絵カードなどの教材を作って授業するよう心掛けたいです。直接法のテキストも間接法のテキストも、教える順番を示してくださっており、日本語教師を目指すものにとって、大変ためになるテキストでした。毎回の丁寧な添削もありがとうございました。 (アフマダーバードご在住の30代の女性)
質問できること、回答をもらえることがありがたい
(420時間総合講座の後半の)マスター講座は、日本語教育についてのより専門的な知識を得られる内容になっていると感じました。特に、日本語と英語の違いに関心があり、comeとgoの概念の違いは、相手を中心とするのか自分を中心とするのかによって表現が変わるので面白いと思いました。
母国語(母語)だから分かっている部分が多いかと思いましたが、文法一つ取っても、格助詞の「ニ」の用法や「AながらB」と「AままB」の違いなど、母国語(母語)だからこそ意識せずにいた部分が多く、たいへん勉強になりました。
不明点を質問してご回答いただけるのが、ありがたかったです。すでに学習したはずの内容を質問したこともあったと思いますが、丁寧にご対応いただき、ありがとうございました。(グジャラート州Ahmedabadご在住の34歳女性)
この講座の教本があれば日本語を教えていける
海外で生活する中、日本語と触れる機会が少なく、正しい日本語の使い方が不明瞭になってきていたのですが、この通信講座はとてもわかりやすく説明されておりますし、自分のペース、自分の予定にあわせて勉強でき大変助かりました。今後、教材を何度も読み返してさらなる理解を深めるのには時間が必要ですが、こちらのテキストさえあれば日本語を教えていけるのではないかと自信につながりました。(Tambati/タンバッティご在住の55歳女性)
※上記は養成講座受講開始時のご年齢です。
インドの全域に受講生はいらっしゃいますが、バンガロールご在住者からの受講のお申込みが多い傾向があります。
インドに進出する日系企業が増えていますので、今後もインドでの日本語需要、つまり日本語教師及び養成講座の需要は増加することが予想されます。日本語教師を目指すみなさんも、ぜひインドを就職先の1選択肢として見据えておくとよいでしょう。
いつから講座を始めることができますか?
Q. インドでこの日本語教師養成講座を受講する場合、いつから始められるのでしょうか?教材の配送について、私はインドのバンガロール在住で日本より郵便事情に心配な点があります。今までインド宛に郵送した荷物が紛失したことはありませんが、入金後に送っていただける教材はどのような郵便サービスでお送りいただけるのでしょうか。教材が届かない等の事故が発生した事例やその時の対応などについて教えていただけますでしょうか。お忙しいところすみません、宜しくお願いします。
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A. 教材がインドのご自宅(または勤務先等送付指定場所)に届けば、いつでも受講を開始できます。これまでのところ、インドご在住の当講座受講生で、教材が届かなかった、という事例はございません。万が一、何かございましたら、状況に応じて再送等をおこないますが、まずはその状況確認にご協力いただきます(原因がわからなければ、再送してもまた届かないなど無為に終わるためです)。あくまで万が一のことですので、その際に改めてご相談いただけますと幸いです。
教材はお申込みのお手続き(お支払い)完了後、すみやかにEMSにて発送します。「420時間総合講座」をお申込みされた方は最初の1回で教材すべてが発送完了となり、あとはEメールでの添削指導のやりとりが中心となりますので、インド国内または海外へお引越しされても受講継続可能です。
お申込み(お支払い)完了後、まずご本人様に教材発送のお知らせとともに、EMS番号をEメールにてお知らせいたします。
そのEMS番号(荷物個別トラッキング番号)をこのインド国内 インディア・ポスト(インド郵便局)の「荷物個別番号検索ページ」(http://www.india post.gov.in/)内の、「IPS Web Tracking Postal Technology Centre」(http://ipsweb.ptcmysore.gov.in/ipswebtracking/)の空欄に入力すると、以下の通り、教材が届くまで追跡(トラッキング)ができます。
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以上の通り確認できますので、教材到着まで楽しみにお待ちください。
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教材到着までの期間のおおよその目安:約1-2週間
- 上記は実際の追跡例ですが、プライバシー保護のため、表示の番号等は変えてあります。
- ご利用のインターネット・ブラウザによって画面表示仕様が異なる場合があります。
- 各国の郵便局(郵便サービス)の諸事情により、webの仕様や追跡画面のデザイン・レイアウト等は予告無く変更されている場合があります。予めご了承ください。
インドでは日本語教師の需要はあるのですか?
A. はい、ここ数年、アジアの中でも特にインドおよびベトナムでの日本語教師の需要増加の勢いは目を見張るものがあります。
以下、【1】【2】とご参考までに、実際にインドで日本語教師を募集している採用担当者からの生の声です。
【1】日本人の日本語教師が少ない
インドでは現在、日本語の教育熱が高まっていて日本語教師がとても多く必要とされています。どの日本語学校もネイティブの日本人が日本語を教えるのではなくインド人が日本語を教えている状況です。ネイティブを雇っている学校もありますが、稀です。日本人が必要とされている環境がインドには数多くあります。また、現在弊社では日系企業から従業員に日本語を教えて欲しいという依頼が多くなっております。日本語学校勤務と日系企業での日本語授業と2種類の勤務体系があります。(インド・グルガーオン勤務)
【2】親日国として需要増加
インドでは総選挙が行われ、大勝利をおさめた現政権において、親日家として知られまた安倍首相とも以前から親しい間柄にある と言われているナレンドラ・モディ氏が首相に指名されました。現在両国政府間では「戦略的パートナーシップにもとづく日印新時代」をうたい、より強固な相互信頼関係の構築を目指しており、日本の新幹線導入という超大型プロジェクトをはじめとして、数々の日印合同計画が進行しつつあります。
また、日系企業の進出や拡大などもインド全土に広くいきわたるようになりました。こうした日印間の友好関係を背景として、インドでは日本語の通じるインド人スタッフの需要が増え、また日本語や日本文化についての関心がこれまでにない高まりを見せており、当校でこれらを本格的に学びたいという若い人たちが急増しています。
このような当地での日本に関する学習熱に応えるため、当日本語学校では規模の拡大を計画しており、これに伴い日本語の先生を募集します!インドは歴史的にもまた国民的心情としても日本に対する親近感にあふれる国で、またこれから本格的な発展が見込まれる「希望の国」でもあります。日本との距離がますます近くなるインドの人たちとの交流や生活を実体験しながら、日印新時代へのさらなる貢献をめざす一員として、ともに歩んで行きませんか?(インド・ニューデリー勤務)
インドで日本語教師になるにはどうすればいいですか?
A. インドで日本語教師になる方法は、インドの語学学校(日本語学校)の求人に応募して就職することが一般的です。
インドは今後、日本語の需要(日本語の人気)が高くなることが予想される地域です。これまで日本語教師の就職口として主要だった中国・韓国からの需要の変遷で、インドその他の東南アジア地域に日系企業や工場などの生産拠点の転出が著しく、そのため、その日系企業下で働くインド人の日本語学習者の増加およびインドの市井での日本語への関心の高まりが見込めるためです。そのため、ここ数年、日本語教師の主要な勤務先となるインド国内の日本語学校の開設が増えている傾向があります。
インドの日本語学校勤務の日本語教師に求められる資格は、各学校により様々ではありますが、概ね、以下のような応募資格を求める学校が多いようです。
- 日本語教師養成講座420時間修了者
- 日本語教育能力検定試験合格者
- 大学で日本語教育を専攻、又は副専攻された方
※その他「四大卒以上」や「英語力ある方」「日本語教師として数年の経験者優遇」など。
ご参考までにインドの日本語教育機関(日本語学校など)の一部と、その過去の求人例をご紹介します。
□南インドのバンガロールにある日本語学校
インドの中でもIT都市として有名な街にあります。これまでの応募・採用条件(資格等)は、年齢50歳未満で日本語教師の資格ををお持ち(取得予定者含む)の方で、日本語教育の経験がない場合でも、その他の教育経験がある方歓迎で、英語のできる方も歓迎など。
□インド南東部の都市・チェンナイの日本語学校
日本語教師のこれまでの採用条件例は、日本語教師養成講座420時間修了者、日本語教育能力検定試験合格者、大学で日本語教育を専攻、又は副専攻された方などのいずれかに該当し、かつ英語でコミュニケーションが取れる方等の条件が求人情報にて求められています。
□インド・ムンバイのシステム・エンジニアやビジネス・サポートなどを行う法人
過去の日本語教師採用に求められた条件は、日本語教育分野の学位取得者、420時間養成講座修了者、日本語教育能力検定試験合格など。また、日本語教師経験1~2年、日常英会話できると尚可、などのスキルが日本語教師に求められています。
アジアであっても、インドで日本語教師として働くには英語力もあったほうが良いようです。
インドからの受講料の支払い方法は?
Q. この日本語教師養成講座は、インドで受講する場合、受講料はどのようにお支払いすればよろしいでしょうか?
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A. 受講料は、以下のお支払い方法からお選びいただけます。
- クレジットカード払い
VISA/Mastercard/AMEX のロゴが付いたクレジットカードやデビットカードがご利用いただけます。お支払い回数は1回~5回まで分割払いが可能です。分割にすることでの分割手数料は発生しません。 - 銀行振込(WISE送金も可能)
- 日本の銀行口座からネットバンキングでお振込み
- 日本ご在住のご親族や知人からの代理振込
こちらの仮申込(見積依頼)のフォームを送信していただければ、折り返し、お支払いに必要な情報をEメールにてご返信さしあげます。