実習部分を補う教材として、こちらの日本語教師養成講座420時間通信教育では、英語のネイティブスピーカー(今回はオーストラリア人)の日本語学習者を対象にした実際の日本語のモデル授業を収録した動画を、補足教材として用意しています。
この実習風景を繰り返し観ることで、模擬授業などのイメージトレーニングにお役立ていただければ幸いです。
動画はオンライン(Youtube)にて配信
「教え方 実践動画」は、以前はDVDで配布しておりましたが、スマホやタブレット等の普及および受講生のネット環境の向上などにより、2020年11月からはオンライン(Youtube)にて配信いたします。受講開始後、いつでも好きな時間にご自由にご覧いただけます。コンテンツ(内容)はDVDと同じものです。
よって、受講に際し、DVDプレーヤーなどの機器は必要ございません。
教え方 実践編(動画)
動画の中の日本語教師は、当養成講座の実習生、そして学習者も実際に本校で日本語を学んでいる生徒。その実際の授業風景が収められています。
この動画により、日本語の授業で、日本語教師が実際にどのように英語を使って(または日本語を使って)日本語を教えればよいか、が具体的にわかり、通信教育講座でも実践的な部分を補う教材となっています。
この動画教材は、DVD換算で計4枚相当(現在はYoutubeでオンライン配信です)。英語を使った教え方(間接法)編が2編、日本語を使った教え方(直接法)編が1編、そして日本語教師養成通学講座の実習生の模擬レッスン風景が1編の構成になっています。
- これは旧「DVD4枚」分をYoutubeにて視聴できるようにしたものです。
- Youtubeでの視聴の際は、限定公開のためYoutubeアカウント(無料)が必要になります。
【動画視聴の流れ】
- 講座のお申込み手続き完了後、教材発送通知メールにて、「音声・動画のマニュアル」をダウンロードできるDropboxのURL(リンク)及びパスワード等をお知らせします。
- そのURL(リンク)先からダウンロードした「音声・動画のマニュアル」に従って、Youtubeアカウントをお知らせください。
- そのお知らせいただいたYoutubeアカウントを(学校側で)視聴可能アカウントとして登録します。
- 登録完了後、Eメールで送られてきたリンクをクリックすれば動画を視聴できます。
Vol.1 英語を媒介語に使う間接法
- Part1:1時間13分58秒
- Part2:1時間32分38秒
- 自己紹介 最初のクラス
- 発音 母音
- (1)助詞「は」 (2)ではありません (3)助詞「か」 (4)「はい、いいえ」
- (1)イ形容詞 (2)ナ形容詞 (3)イ形容詞の過去形 (4)ナ形容詞の過去形
- (1)動詞の「ます、ません」 (2)動詞の「ました、ませんでした」
- (1)助詞「を」(直接目的語) (2)助詞「に」(移動行為の方向) (3)助詞「で」(活動場所)
- (1)助詞「に」(特定の時間) (2)助詞「で」(手段)
- (1)動詞の辞書形と動詞の種類(2)辞書形からマス形の作り方(3)14代表動詞 簡単な説明
- (1)動詞のテ形 (2)動詞のテ形+ください
- (1)動詞のナイ形 (2)動詞のナイ形+でください
- いろいろなドリルのさせかた
- 「14代表動詞」を使った動詞表現の練習のさせかた
- 英語での説明
(1)「はい」「いいえ」と‘Yes’‘No’の違い
(2)「これ、それ、あれ」
(3)助詞「は」と「が」の違い
(4)14代表動詞 4基本型の使い方
Vol.2 直接法 過去実習生の間接法によるデモンストレーション
- Part1(34分54秒)-直接法
- 挨拶と自己紹介
- (1)ではありません (2)助詞「か」「はい と いいえ」
- (1)イ形容詞の導入 (2)イ形容詞の肯定の過去形
- (1)動詞の「ます、ません」 (2)動詞の「ました、ませんでした」
- Part2(20分44秒)-過去実習生のデモンストレーションクラス
- 「てフォーム」実習生・林さん
- 「から」実習生・村上さん
- 「は」と「が」の違い 実習生・林さん
- 「えば」実習生・村上さん
このDVDを見れば、一度でも日本語を教えた経験がある人は、「うん、うん、そんなことあるある」とうなづくシーンも多いはず。日本語教師のみならず、日本語教師ボランティアのみなさんにもオススメの日本語教師養成講座。これら教材をザクっと見るだけでも、きっとみなさんの活動を力強くサポートしてくれることでしょう。
その他の動画教材
上記の「教え方 実践」動画以外にも、当日本語教師養成講座には、座学の授業風景を収めた解説動画や解説音声の補足教材があります。
ご覧の通り、あえて教室に座っている生徒の目線で収録されているため、あたかも通学して教室に座って講座を受けているような臨場感を味わえます。ともすれば、通学講座は時間が過ぎるのを待つ/時間数をこなすだけが目的化してしまいがちですが、通信講座は自分が理解しない限りは前へ進めません。
また、通学講座は、うっかり聞き逃してしまう場合がありますが、通信講座はご自分のペースで何度でも理解するまで視聴できるという利点があります。
※上記動画の表記収容時間はあくまで目安であり、受講生が試聴に利用する機材によっては、また、製造時の個体差によって、若干、収容時間の表示数に違いが生じる場合がございます。予めご了承ください。
動画について受講生の感想
実際の受講生からの動画に関する感想をご紹介します。
まるで授業を受けているかのようでした
通学が不要な本講座は、学びたいにもかかわらず、海外在住で、しかもフルタイムで仕事をしている私にとって救いの手のようでした。
最後までやり切れるかとても不安でしたが、丁寧なテキスト、オーディオファイル、YouTubeの解説などのおかげでやりきることができました。また、毎回毎回の添削はとても学びが多く、充実しており、まるで授業を受けているかのようでした。(タイご在住の24歳女性)
Youtubeの授業動画がとても分かりやすかった
今まで気にしたことのない”に”と”へ”の違い、”は”と”が”の違いなど、私自身も違いを学びました。数字ではっきりした違いがあるわけではないのでそれが言語の難しく楽しいところでもあると思います。
テキストで読むことも勉強になりますが、Youtubeの授業動画がとても役に立ち分かりやすかったです。(アメリカ・ハワイご在住の36歳女性)
検定合格に動画が役に立ちました
日本語教育能力検定試験に一発で合格しました。テキストが届いてすぐに、レクチャー動画を見ました。ここで見た内容のいくつかが、検定試験の勉強をしているときにとても役に立ちました。
また試験勉強中には何度かモチベーションが下がってしまうこともあり、そんな時にはこの講座の動画を見て時間を無駄にしないようにしていました。(東京ご在住の37歳女性)
自分も教室で受講しているような気分
動画授業は回を進めるごとに自分も教室で受講しているような気分になり、実りある楽しい時間となりました。
長年我流で日本語学習者の手伝いをしてきたものの、常にどこかで心許なさを感じていたので、こうして1から学べることをとてもうれしく思っています。
学んだ分だけ教える土台作りができ自信も持てるようになると思うので、学習者の質問やニーズにこたえられる先生を目指し、今後もしっかり勉強し続けます。
(東京・目黒区ご在住の49歳女性)
対面式の授業と同じ安心感
ビデオ教材があり、対面授業と同様の情報量を得られる安心感がありました。
(香港ご在住の55歳女性)
【その他の教材サンプル】:
- 日本語教師養成総合講座ガイド(学習の手引き)
- Spoken Japanese Beginners I&II
- 日本語教師指導要綱(教師マニュアル) I&II
- 解説動画と解説音声
- 日本語教育全書
- 基礎口語日本語
- 日本語教授直接法
- ワークシート
- 教え方 実践動画「英語を使う間接法」「直接法-実習生デモンストレーション」
- [試験対策]:登録日本語教員(国家資格)筆記試験対策
- [添削方法]:Eメール添削方法について
- [解説指導]:オンラインでの日本語の教え方
- [修了証明]:修了証書