当ページでは、日本語教師になるための大学の学部・学科のリストをご紹介しています。
日本語教師の多くの求人では、一般的に、応募資格・採用条件として、
上記1~3のいずれかに該当することが求められることが多いですが、
その中の1の「大学で日本語教育を主専攻または副専攻を修了」相当に該当する課程を設けている大学を中心に以下にリストアップしました。
実は大学でも「資格」とはならないものもある
但し、「大学での専攻」といっても「資格として使えるもの」と「資格としては認められないもの」が混在しています。
「法務省告示の日本語教育機関」(いわゆる日本国内の日本語学校など)で勤務する場合の資格としては、「日本語教育人材の養成・研修の在り方について(報告)改定版」(平成31年3月4日/文化審議会国語分科会)において示された「日本語教師【養成】における教育内容」に掲げられた「必須の教育内容をすべて含むものであること。」でなければなりません。
現在のところ、大学で提供されている日本語教師養成課程には、その「必須の教育内容」を含むものに「対応済み」のものとそうではないもの(対応を検討中)のものがあります。そのため、
- 【対応済】・・・法務省告示の日本語教育機関での資格となるもの
- 【検討中】・・・法務省告示の日本語教育機関での資格を満たさないもの
として以下に表記してあります。
- 文化庁「2. 日本語教師養成を実施する大学」
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/kyoin_kenshu/92159301.html - 文化庁「日本語教師養成課程を実施する大学一覧」
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/kyoin_kenshu/pdf/92159301_01.pdf
https://www.bunka.go.jp/seisaku/kokugo_nihongo/kyoiku/kyoin_kenshu/pdf/93174001_01.pdf
- 日本語教育関係の専門性を大学院でさらに深めたい人は→[日本語教師のための大学院リスト]
【目次】 通信|北海道・東北|関東|北陸・東海・中部|関西・近畿|中国・四国|九州|Q&A|
- 以下、「>」印の項目をクリックすると詳細が表示されます。
- 過去に日本語教師養成課程を設けていたものの、現在は催していない、もしくは運営状況が不明瞭なものについては打ち消し線にて表示しています。
通信教育
- 大手前大学【検討中】
通信教育部 日本語教員養成課程(26単位以上) - 星槎大学【対応済】
通信制課程 日本語教師養成コース - 創価大学【対応済】
文学部(通信教育課程)異文化コミュニケーション(日本語)メジャー(45単位以上) - 愛知産業大学短期大学【対応済】
通信教育部 国際コミュニケーション学科 日本語教育コース(26単位以上)
■その他:「オール通信」通信教育の日本語教師養成420時間講座(海外からも受講可)
北海道・東北
- 札幌大学【対応済】
日本語・日本文化専攻 日本語教師養成課程 日本語教師養成(26単位以上) - 札幌国際大学【対応済】
人文学部国際教養学科 日本語教師課程 日本語教師養成(26単位以上) - 藤女子大学【対応済】
文学部 日本語教員養成課程(26単位以上) - 北海学園大学【対応済】
人文学部 日本語教員養成課程(26単位以上) - 北海道教育大学【検討中】
・札幌校 教育学部・教員養成課程 日本語教員養成に関する科目(26単位以上)
・函館校 教育学部・国際地域学科(地域協働専攻国際協働グループ)日本語教員養成プログラム(26単位以上)
- 青森大学【対応済】
全学部 日本語教員養成プログラム 日本語教師養成(26単位以上) - 弘前大学【対応済】
教育学部 日本語教師養成プログラム 日本語教師養成(26単位以上) - 弘前学院大学【対応済】
文学部 日本語教員養成課程 日本語教師養成(45単位以上)
- 岩手大学【対応済】
・教育学部日本語教育副専攻(26単位以上)
・人文社会科学部日本語教員養成(26単位以上) - 盛岡大学【検討中】
文学部 (英語文化学科,日本文学科,社会文化学科)日本語教員養成課程(26単位以上)
- 山形大学【検討中】
人文社会科学部 日本語教育副専攻プログラム(26単位以上)
- 仙台白百合女子大学【検討中】
人間学部 日本語教員養成課程(26単位以上) - 東北大学【対応済】
文学部人文社会学科 日本語教育学専修 日本語教師養成(45単位以上) - 東北学院大学【対応済】
教養学部 日本語教員養成課程(45単位以上) - 宮城学院女子大学【対応済】
学芸学部 日本文学科 日本語教員養成課程(45単位以上)
- 福島大学【検討中】
人間発達文化学類 日本語教員養成コース(45単位以上) - 東北学院大学【対応済】
教養学部 日本語教員養成課程(45単位以上) - 東日本国際大学【対応済】
全学部 日本語教員養成課程(副専攻)日本語教師養成(26単位以上)
関東
- 茨城大学【対応済】
全学教育機構 日本語教育プログラム(26単位以上) - 茨城キリスト教大学【対応済】
(文化交流学科,現代英語学科,児童教育学科)日本語教育施設の教員資格(45単位以上) - 筑波大学【対応済】
「日本語教師養成」修了証プログラム 日本語教師養成(26単位以上) - 筑波学院大学【対応済】
経営情報学部 日本語教員養成プログラム(420単位時間以上)
- 宇都宮大学【対応済】
国際学部(他学部生も可)日本語教育プログラム(26単位以上)
※令和3年度入学生より廃止
- 共愛学園前橋国際大学【対応済】
国際社会学部 日本語教師養成プログラム(26単位以上)
- 埼玉大学【検討中】
教養学部 日本語教育プログラム 日本語教師養成(26単位以上) - 十文字学園女子大学【対応済】
教育人文学部全学科 日本語教員養成課程 日本語教師養成(26単位以上) - 聖学院大学【検討中】
全学部 聖学院大学日本語教員養成課程(26単位以上) - 獨協大学【検討中】
全学部
日本語教員養成課程(主専攻相当)募集停止
日本語教師養成45単位以上 日本語教員養成課程(副専攻相当)募集停止
日本語教師養成26単位以上 日本語教員養成プログラム 日本語教師養成26単位以上 - 文教大学【対応済】
文学部日本語教員養成コース(1級)日本語教員養成(45単位以上) - 武蔵野学院大学【検討中】
国際コミュニケーション学部 国際コミュニケーション学科 日本語教員養成課程(26単位以上)
- 川村学園女子大学【検討中】
文学部日本文化学科 日本語教員養成コース(26単位以上) - 神田外語大学【対応済】
学部 日本語教員養成課程(26単位以上) - 敬愛大学【検討中】
国際学部(国際学科,こども教育学科)日本語教員養成課程(26単位以上) - 城西国際大学【対応済】
全学部 日本語教育養成課程(26単位以上) - 聖徳大学【検討中】
全学科 日本語教員養成講座(26単位以上) - 明海大学【対応済】
外国語学部 日本語学科日本語教員養成課程(45単位以上) - 麗澤大学【対応済】
外国語学部 日本語教員養成課程(主コース45単位以上/副コース26単位以上) - 和洋女子大学【検討中】
(日本文学文化学科,国際学科)日本語教員養成課程(26単位以上)
- 神奈川大学【対応済】
資格教育課程課 日本語教員養成課程(26単位以上) - 関東学院大学【対応済】
国際文化学部 比較文化学科 日本語教員養成課程(26単位以上) - 松蔭大学【対応済】
日本文化コミュニケーション学科 日本語教員養成課程(26単位以上) - 相模女子大学【対応済】
学芸学部日本語日本文学科 日本語教育関連科目 日本語教師養成(26単位以上) - 星瑳大学【対応済】
共生科学部共生科学科グローカルコミュニケーション専攻 日本語教師養成コース 日本語教師養成(26単位以上) - 東洋英和女学院大学【対応済】
(人間科学科,保育子ども学科,国際社会学科,国際コミュニケーション学科)日本語教育課程(26単位以上) - フェリス女学院大学【検討中】
・全学部 日本語教員養成講座専修課程,主専攻課程(45単位以上)
・副専攻課程(26単位以上) - 横浜国立大学【対応済】
(教育学部,教育人間科学部) 日本語教育基礎コース(26単位以上)
- 桜美林大学【対応済】
リベラルアーツ学群 日本語教員養成課程 45単位/26単位コース 日本語教師養成(45単位以上/26単位以上) - 学習院大学【対応済】
・文学部 日本語日本文学科 日本語日本文学科日本語教育系(45単位以上)
・人文科学研究科 人文科学研究科日本語日本文学専攻博士前期課程(26単位以上) - 共立女子大学【検討中】
国際学部 日本語教師養成課程(26単位以上) - 杏林大学【対応済】
外国語学部(日本語教育副専攻プログラム26単位以上),日本語教師養成課程(2014~2015学則26単位以上) - 恵泉女学園大学【検討中】
・日本語日本文化学科 日本語教員養成課程 主専攻45単位以上
・全学科 日本語教員養成課程 副専攻26単位以上 - 國學院大學【検討中】
教育開発推進機構 日本語教育(日本語教員養成課程)26単位以上 - 国際基督教大学【対応済】
教養学部日本語教員養成プログラム(45単位以上) - 国士舘大学【対応済】
21世紀アジア学部日本語教員養成課程(26単位以上) - 昭和女子大学【対応済】※令和2年度入学者から対応済
・【検討中】日本語日本文学科 日本語教育主専攻課程 日本語教師養成(45単位以上)令和元年度入学者まで
・【検討中】日本語日本文学科 日本語教育副専攻課程 日本語教師養成(26単位以上)令和元年度入学者まで
・【対応済】日本語日本文学科 日本語教育課程 日本語教師養成(26単位以上) - 白百合女子大学【対応済】
文学部 国語国文学科 日本語教育副専攻(26単位以上) - 成蹊大学【対応済】
文学部日本語教員養成課程(26単位以上) - 聖心女子大学【検討中】
文学部日本語教員課程(26単位以上) - 清泉女子大学【対応済】
文学部,人文科学研究科 日本語教員課程(26単位以上) - 専修大学【検討中】※一部対応済
・【検討中】文学部 日本語学科 日本語教員養成プログラム(2020年度以降募集停止) 日本語教師養成(45単位以上)
・【対応済】国際コミュニケーション学部 日本語学科 SiU日本語教員養成プログラム 日本語教師養成(45単位以上) - 創価大学【対応済】
・文学部(日本語教育プログラム45単位以上),日本語教育(基礎)プログラム26単位以上)
・文学部(通信教育課程)異文化コミュニケーション(日本語)メジャー45単位以上 - 大正大学【検討中】
全学共通 日本語教員養成講座(26単位以上) - 大東文化大学【対応済】
日本語学科,中国語学科,英語学科 外国語学部日本語教師養成課程(主専攻課程45単位以上/副専攻課程26単位以上) - 拓殖大学【対応済】
・日本語教育研究所 日本語教師養成講座(理論コース・実践コース)420単位時間以上
・外国語学部国際日本語学科、日本語教育主専攻相当(日本語教師養成45単位以上) 副専攻相当(日本語教師養成26単位以上)
・外国語学部英米語学科 中国語学科 スペイン語学科 、国際学部国際学科 日本語教員養成講座 日本語教師養成(26単位以上) - 玉川大学【検討中】
文・教育・芸術・リベラルアーツ日本語教員資格(26単位以上) - 津田塾大学【対応済】
学芸学部 日本語教員養成課程(26単位以上) - 帝京大学【検討中】
(経済学部,法学部,文学部,外国語学部,教育学部)日本語教員養成課程(26単位以上) - 帝京科学大学【対応済】
教育人間科学部学校教育学科 日本語教育資格 日本語教師養成(26単位以上) - 東海大学【検討中】
・国際教育センター 特定プログラム日本語教育学(2020年まで)日本語教師養成(26単位以上)
・語学教育センター日本語教育副専攻アドバンス(2024年度まで) 日本語教師養成(26単位以上)
・日本語教育法副専攻 日本語教師養成(26単位以上) - 東京女子大学【対応済】
現代教養学部 日本語教員養成課程(26単位以上) - 東京成徳大学【対応済】
人文学部名称なし(26単位以上) - 東洋大学【対応済】
文学部日本語教員養成プログラム(26単位以上) - 東洋学園大学【検討中】
グローバル・コミュニケーション学部日本語教員養成課程(26単位以上) - 二松学舎大学【検討中】
文学部・国際政治経済学部日本語教員養成コース(45単位以上) - 日本大学【対応済】
国際関係学部 教職課程 日本語教員養成(26単位以上) 日本ウェルネススポーツ大学【対応済】→削除
スポーツプロモーション学部日本語教員養成講座(26単位以上)- 日本女子大学【対応済】
(家政学部,文学部,人間社会学部)日本語教員養成講座(26単位以上) - 文化学園大学【検討中】
(現代文化学部国際文化・観光学科,現代文化学部国際ファッション文化学科)日本語教員養成課程26単位以上 - 武蔵野大学【対応済】
グローバル学部日本語コミュニケーション学科 日本語教員養成課程(26単位以上) - 明治大学【検討中】
・文学部 日本語教員養成プログラム(26単位以上)
・国際日本学部 日本語教育人材育成プログラム(26単位以上) - 目白大学【対応済】
学部 日本語・日本語教育学科(45単位以上) - 立教大学【対応済】
異文化コミュニケーション学部日本語教員養成プログラム(26単位以上)
北陸・東海・中部
- 信州大学【対応済】
人文学部 日本語教育養成課程(26単位以上)
- 都留文科大学【対応済】
語学教育センター 日本語教員養成課程(26単位以上) - 山梨大学【対応済】
教育学部 日本語教員養成プログラム 日本語教師養成(26単位以上) - 山梨英和大学【検討中】
人間文化学部 人間文化学科 日本語教員養成課程(26単位以上) - 山梨県立大学【検討中】
国際政策学部 日本語教員養成課程 日本語教師養成(45単位以上)
日本語教員養成課程 日本語教師養成(26単位以上)
- 静岡県立大学【対応済】
国際関係学部 日本語教員養成課程 日本語教師養成(26単位以上) - 静岡文化芸術大学【対応済】
(文化政策学部,デザイン学部)日本語教員養成課程(45単位以上 または 26単位以上) - 常葉大学【検討中】
外国語学部 日本語教員育成課程(26単位以上)
- 金沢学院大学【対応済】
文学部 文学科 日本語教員養成課程(26単位以上) - 金沢大学【対応済】
人間社会学域国際学類 日本語教育主専攻45単位以上/副専攻26単位以上
- 岐阜女子大学【対応済】
文化創造学部日本語教員養成コース(26単位以上)
- 愛知学院大学【対応済】
日本語教育センター 日本語教師養成課程 日本語教師養成(45単位以上) - 愛知教育大学【検討中】
・教育学部 初等教育教員養成課程 日本語教育選修(45単位以上)
・教育学部 現代学芸課程 日本語教育コース(26単位以上) - 愛知県立大学【対応済】
学部日本語教員課程 (26単位以上) - 愛知産業大学短期大学 通信教育部【対応済】
国際コミュニケーション学科 日本語教育コース(26単位以上) - 愛知淑徳大学【対応済】
交流文化学部 日本語教師資格課程 日本語教師養成(26単位以上) - 愛知文教大学【対応済】
全学部 日本語教員養成コース(26単位以上) - 金城学院大学【検討中】
・文学部国際コミュニケーション学科 日本語日本文学学科
・日本語教育コース 日本語教師養成(26単位以上) - 椙山女学院大学【検討中】
国際コミュニケーション学部 文化情報学部 日本語教員資格課程 日本語教師養成(45単位以上) - 中部大学【対応済】
(国際関係学部,人文学部)日本語教員養成講座(26単位以上) - 東海学園大学【検討中】
人文学部 人文学科 日本語教員養成講座(26単位以上) - 名古屋外国語大学【対応済】
(日本語学科,国際日本学科)日本語教育プログラム(主専攻)45単位以上 - 名古屋学院大学【検討中】
外国語学部 日本語教員養成プログラム(26単位以上) - 日本福祉大学【対応済】
国際福祉開発学部 日本語教師養成プログラム
日本語教師養成(45単位以上) - 南山大学【対応済】
人文学部 日本文化学科(日本語教員養成プログラム)26単位以上
関西・近畿
- 帝塚山大学【対応済】
文学部 日本文化学科 日本語教員養成プログラム(26単位以上) - 天理大学【対応済】
国際学部 地域文化学科 日本研究コース 日本語教員養成課程(26単位以上) - 奈良学園大学【検討中】
人間教育学部 人間教育学科 日本語教員養成プログラム(26単位以上)
- 京都外国語大学【対応済】
・外国語学部 日本語教員養成プログラムコース1(45単位以上),コース2(26単位以上)
・外国語学研究科 実践日本語教員養成プログラム(26単位以上) - 京都産業大学【対応済】
外国語学部 日本語教員養成プログラム(45単位以上) - 京都女子大学【対応済】
全学部 日本語教師養成コース 日本語教師養成(26単位以上) - 京都橘大学【対応済】
文学部 日本語教員養成課程(26単位以上) - 京都ノートルダム女子大学【対応済】
全学部 日本語教員養成課程(45単位以上) - 京都文教大学【対応済】
総合社会学部 日本文化・日本語教師養成プログラム(26単位以上) - 同志社女子大学【検討中/対応済】
・表象文化学部 日本語日本文学科 日本教員養成課程45単位以上/日本語指導実践課程26単位以上(令和3年度以降入学生のみ対応済)
・日本教員養成課程45単位以上/日本語指導実践課程26単位以上(令和2年以前の入学生は検討中)
・表象文化学部 英語英文学科 日本語教育プログラム26単位以上(令和3年度入学生から対応済) - 佛教大学【検討中】
文学部日本文学科 日本語教師資格 日本語教師養成(26単位以上) - 立命館大学【対応済】
・文学部 人文学科言語コミュニケーション専攻 日本語教育課程26単位以上または420単位時間以上
・言語教育情報研究科 日本語教員養成課程(26単位以上)
- 追手門学院大学【検討中】
国際教養学部 日本語教員養成プログラム(26単位以上) - 大阪大谷大学【対応済】
文学部 日本語日本文学科 日本語教育コース(26単位以上) - 大阪観光大学【対応済】
(観光学部 観光学科,国際交流学部 国際交流学科)日本語教員養成課程(26単位以上) - 大阪学院大学【対応済】
国際学部 日本語教員養成課程(26単位以上) - 大阪教育大学【対応済】
教育協働学科 日本語教育プログラム(26単位以上) - 大阪産業大学【対応済】
国際学部 日本語教員養成プログラム(26単位以上) - 大阪樟蔭女子大学【対応済】
全学部 日本語教育課程45単位以上 または 26単位以上 - 大阪女学院大学【対応済】
国際英語学部国際英語学科 日本語教師養成プログラム 日本語教師養成(26単位以上) - 関西外国語大学【検討中】
(英語キャリア学科,外国語学部,英語国際学部)日本語教員養成課程(26単位以上) - 関西大学【検討中】
(文学部,外国語学部)日本語教師養成講座(26単位以上) - 近畿大学【対応済】
(文芸学部,国際学部)日本語教員養成課程(26単位以上) - 四天王寺大学【対応済】
人文社会学部 日本語教員養成プログラム(26単位以上) - 摂南大学【対応済】
外国語学部 日本語教員養成課程(副専攻相当)26単位以上 - 帝塚山学院大学【対応済】
(リベラルアーツ学部リベラルアーツ学科,人間科学部キャリア英語学科/メディア学科/心理学科)日本語教員養成コース(26単位以上) - 桃山学院大学【対応済】
全学部日本語教員養成課程 日本語教師養成(26単位以上)
- 大手前大学
・日本語教員養成課程(26単位以上)【検討中】
・通信教育部 日本語教員養成課程(26単位以上)【通信のみ対応済】 - 関西国際大学【対応済】
英語コミュニケーション学科 日本語教師養成プログラム(26単位以上) - 関西学院大学【対応済】
言語コミュニケーション文化研究科 修士論文コース 日本語教育学領域 プロフェッショナルプログラム(26単位以上) - 甲南女子大学【検討中】
文学部 日本語日本文化学科 日本語教員養成プログラム(45単位以上) - 甲南大学【対応済】
文学部日本語教員養成課程 (26単位以上) - 神戸親和女子大学【対応済】
・文学部総合文化学科 日本語教員資格関係科目(主専攻45単位以上)
・全学科対象(文学部総合文化学科,発達教育学部児童教育学科,心理学科,福祉臨床学科,ジュニアスポーツ教育学科)日本語教員資格関係科目(副専攻26単位以上) - 神戸松蔭女子学院大学【対応済】
文学部 日本語日本文化学科 日本語教員養成課程(26単位以上) - 神戸女学院大学【検討中】
(英文学科,総合文化学科,音楽学科,心理・行動科学科,環境・バイオサイエンス学科)日本語教員養成課程(26単位以上) - 神戸女子大学【検討中】
全学部 日本語教員養成講座(26単位以上) - 武庫川女子大学【検討中】
日本語日本文学科 日本語教員養成課程(26単位以上)
中国・四国
- 岡山大学【検討中】
全学教育学生支援機構基幹教育センター 副専攻コース(日本語教育コース)日本語教師養成(26単位以上) - 環太平洋大学【対応済】
国際教養教育センター 日本語教師養成課程
日本語教師養成(26単位以上) - 吉備国際大学【検討中】
社会科学部,外国語学部 日本語教員養成コース(26単位以上) - 山陽学園大学【対応済】
総合人間学部 言語文化学科 日本語教員養成プログラム(26単位以上) - 中国学園大学【検討中】
国際教養学部 国際教養学科 日本語教育課程(26単位以上) - ノートルダム清心女子大学【検討中】
全学部 日本語教員養成課程(26単位以上)
- 鳥取大学【検討中】
地域学部 日本語教員の任用資格(26単位以上)
- 県立広島大学【検討中】
人間文化学部 国際文化学科 日本語教員養成課程(26単位以上) - 比治山大学【検討中】
現代文化学部言語文化学科 日本語教員養成課程 日本語教師養成(26単位以上) - 広島大学【対応済】
教育学部 日本語教育系コース(45単位以上) - 広島女学院大学【対応済】
日本文化学科 日本語教員養成課程(1級45単位以上),(2級26単位以上) - 広島文教大学【検討中】
(人間科学部初等教育学科,教育学部教育学科,人間科学部グローバルコミュニケーション学科)日本語教員養成課程(26単位以上) - 安田女子大学【対応済】
文学部(日本文学科,英語英米文学科)日本語教員養成課程(26単位以上)
- 梅光学院大学【対応済】
人文学科 日本語教員養成課程(45単位以上) - 山口県立大学【対応済】
国際文化学科・文化創造学科 日本語教員養成課程(2015年度以降入学生26単位以上),(2014年度以前入学生45単位以上)
- 香川大学【対応済】
教育学部 日本語教員コース(26単位以上) - 四国学院大学【対応済】
総合教育研究センター 日本語教員養成課程(26単位以上)
- 四国大学【対応済】
文学部 日本語教員養成課程 日本語教師養成(45単位以上) - 徳島大学【検討中】
総合科学部日本語教員養成(45単位以上) - 徳島文理大学【検討中】
文学部日本文学科 日本語教員養成課程(副専攻)日本語教師養成(26単位以上)
- 高知県立大学【対応済】
文化学部文化学科(言語文化系・地域文化創造系)日本語教員養成プログラム(26単位以上) - 高知大学【対応済】
人文社会科学部 日本語教員養成課程(45単位以上)
九州・沖縄
- 九州産業大学【対応済】
(国際文化学科,日本文化学科)日本語教員養成課程(26単位以上) - 久留米大学【対応済】
日本語教育学(副専攻)課程 (26単位以上) - 西南学院大学【対応済】
外国語学部 日本語教員養成プログラム 日本語教師養成(26単位以上) - 西南女学院大学【対応済】
人文学部 英語学科 日本語教員養成課程(26単位以上) - 筑紫女学園大学【対応済】
文学部 日本語教員養成副専攻(26単位以上) - 福岡女学院大学【対応済】
人文学部 日本語教員養成コース(26単位以上) - 福岡女子大学【対応済】
国際文理学部 日本語教員養成プログラム(26単位以上) - 福岡大学【検討中】
人文学部 日本語教員課程(26単位以上)
- 活水女子大学【検討中】
国際文化学部(日本文化学科,英語学科)日本語教員養成課程(26単位以上) - 長崎ウエスレヤン大学【検討中】
現代社会学部(社会福祉学科,経済政策学科,外国語学科)日本語教師養成課程(26単位以上) - 長崎外国語大学【対応済】
全学部 日本語教員養成課程(26単位以上) - 長崎純心大学【対応済】
人文学部 文化コミュニケーション学科 日本語教員養成課程(26単位以上) - 長崎大学【対応済】
多文化社会学部 日本語教員養成プログラム(26単位以上) - 長崎国際大学【検討中】
人間社会学部 国際観光学科 日本語教員養成課程(26単位以上)
- 熊本学園大学【対応済】
外国語学部日本語教員養成課程(26単位以上) - 熊本県立大学【対応済】
文学部日本語教員養成課程(主専攻)46単位以上
日本語教員養成課程(副専攻)26単位以上 - 尚絅大学【検討中】
現代文化学部 日本語教員養成講座 日本語教師養成(26単位以上)
- 別府大学【対応済】
国際言語文化学科日本語教員養成課程(26単位以上)
- 宮崎大学【対応済】
・国際連携センター 420単位時間日本語教員養成プログラム(420単位時間以上)
・教育学研究科 学校支援教育専修 日本語支援教育専攻(26単位以上)
- 鹿児島国際大学【検討中】
国際文化学部 国際文化学科 日本語教員養成課程 日本語教師養成(26単位以上) - 鹿児島純心女子大学【検討中】
人間教育学部 日本語教員養成課程(26単位以上) - 志學館大学【対応済】
全学部 日本語教員養成副専攻(26単位以上)または 履修証明プログラム「日本語教員養成プログラム」(26単位以上)
- 沖縄大学【検討中】
人文学部 国際コミュニケーション学科 日本語教員養成課程(26単位以上) - 沖縄国際大学【検討中】
総合文化学部 日本語教育副専攻課程(26単位以上) - 名桜大学【対応済】
国際学群 日本語教師コース(26単位以上) - 琉球大学【検討中】
グローバル教育支援機構 日本語教育副専攻 日本語教師養成(26単位以上)
大学関連Q&A
A. 正直、大学での専攻という形で日本語教師を目指すのはあまりお勧めではありません。理由は以下の通りです。
- 少子高齢化による大学のコース運営の不安定さ
長年、当ページ等において、大学の日本語教員養成関連の情報をチェックしていますが、この5年だけでもかなりの数の大学の日本語教師養成課程が消滅(廃止)されていっています。少子高齢化による学生数現象が大きな要因と思われますが、コースが廃止されただけならまだしも、大学自体が消滅ないし統合しているケースもあり、永続的なコース運営に疑問が残ります。特に日本語教員養成はニッチな分野で集客(履修学生数)もそれほど多くは期待できないので、履修しようとしたら次年度からコース消滅、といったケースも考えられます。
また、履修者も少なければ、それだけ履修内容も薄くなったり、教育実習も名ばかりのものになってしまいがちです。元々、大学での日本語教師養成課程は、教育実習が弱く、例えばビジネス日本語などには対応できておらずあまり実践的な教育実習がなされていない、授業の質や量もピンキリであることが指摘されています。 - 大学での専攻はあまり評価されていない
こちらの日本語教師の資格はどれが有利かにて詳しく記載しておりますが、日本語教師の採用の現場においては、大学での専攻というのはそれほど評価されていません。有資格者の中では、民間の日本語教師養成講座で教育実習をしっかり受けた方や、検定合格者のほうが評価される傾向があります。 - 新卒は不利
日本語教師は教える際に社会経験も求められることが多い中途採用市場のため、新卒は不利です。→参考:日本語教師か就職か進路に迷ったら
新卒で日本語教師として就職すると、すぐに辞めてしまう確率が高いので、大学で日本語教育を専攻→新卒で日本語教師として就職、といったモデルプランは、あまりお勧めではありません。
また、海外で日本語教師をやる場合、就労ビザの取得条件として数年の社会経験を求めている国もあり、新卒で日本語教師になるにはいろいろ制限があります。
国内外で日本語教師をやる場合、四年制大学を卒業しておくことは大切ですが、学部学科(専攻)については「日本語教育を専攻」である必要はなく、今は日本語教師になりたくても、将来的には日本語教師以外の道へ進む可能性も高いので、「日本語教育専攻」以外の、つぶしが効く学部・学科を選択されたほうがよいかもしれません。日本語教師は社会人になってからでも講座修了や検定合格で比較的簡単になれる職種であり、むしろ社会人経験を経たほうが評価される傾向があります。
例:「日本語教員資格ガイドライン」より引用↓
■日本語教育施設の教員は次の各号の一に該当するものとする。
一 大学(短期大学を除く)において日本語教育に関する主専攻(日本語教育科目45単位以上)を修了し、卒業した者
二 大学(短期大学を除く)において日本語教育に関する科目を26単位以上習得し、卒業した者
上記「二」がいわゆる副専攻です。
履修上の違いは、文字通りではありますが、主専攻が専ら日本語教育をメインに履修していくのに対して、副専攻は、メインの専攻(例えば法学部や経済学部の各学科)に、日本語教育関連の科目を付けたして履修していくような形になります。よって、副専攻のほうが、大学でのトータルの履修科目は多くなる傾向がある反面、日本語教師以外においても「つぶし」が効くというメリットはあります。
実際の日本語教師の求人をみればわかりますが、基本的に応募・採用条件の欄に「四大卒で」と明記してあるものが多いことがわかります。これは、前述の「日本語教員資格ガイドライン」等で、「教員の資格」として、『大学(短期大学を除く。)において…を修了し、卒業した者』や『「日本語教育に関し、専門的な知識、能力等を有するもの」とは、学士の学位を有する者及び…』といった文言で規定されているためです。
また、海外で日本語教師として就職する際も、海外のその国の就労ビザ発給条件で、「四大卒」を規定している国が多いのが実状です。
そのため、短大卒や専門学校卒の方々で日本語教師を目指す人は、四年制大学に編入学し、短期大学士や準学士から、「学士」へキャリアアップを図る人などがいらっしゃいます。
一般的に、好待遇を求めれば求めるほど、高学歴や豊富な経験が要求される傾向があります。
採用されるには、「四大卒であること」が求められることが多いですが、四大卒であれば、学部・学科については指定はありません。
例えば経済学部、文学部、法学部、理工学部などに入学し、日本語教育指定科目を副専攻として外付けで専攻してもよいですし、むしろ、大学では日本語教育科目をまったく履修せず卒業された方が、社会経験を積みながら、民間の420時間養成講座を修了するか、日本語教育能力検定試験合格 などを経てなっていくパターンの方が多いです。
日本語教師は新卒採用市場ではなく、中途採用市場ですので、むしろ大学での日本語教育専攻は、あまり効果がない場合もあります。と言いますのも、大学での専攻は、学問的すぎ実習など実践面が脆弱であったり、この業界は、どこも社会経験も含めた経験のある即戦力を求めており、大学で専攻したにも関わらず、新卒で採用される可能性は非常に低いからです。新卒で採用されなければ、大学で学んだこともすぐに忘れてしまい意味がありません。
高校生や大学生で、国際交流に触れて日本語教師に憧れを抱き、「大学ではぜひ日本語教育を専攻したい!」と突っ走る方をよく見かけますが、日本での社会経験(会社経験)も、この仕事に求められる重要なスキル・知識の1つです(外国人留学生などの学習者に、日本の会社、社会も教えなければならないためです)。あなた自身が日本社会での経験が不十分であれば、教壇で放つ言葉も何1つ説得力がありません。
また、若い方はやりたいことは1年経つ毎にコロコロ変わりますので、早くから日本語教師と絞り込まず、それ以外の一般職に就く可能性も踏まえて、つぶしの効く学部・学科を選んだほうがよいでしょう。
基本的に文化庁のガイドライン等にそった形でカリキュラムを組んでいる大学が多いですが、例えば教育実習の時間数や、その特徴、力の入れ具合、歴史、卒業生実績も各大学によって様々です。上記記載の大学のホームページ(カリキュラムの詳細説明や卒業生の進路詳細等の量や質など)を見ても、ある程度、その力の入れ具合が見て取れます。日本語教員育成に力を入れている大学は、養成課程に関するウェブサイトも充実しています。
一方、客寄せ(学生集客)のために、なんとなく日本語教師養成という単語を表示だけしているウェブサイトもあります。
その辺りは、各ウェブサイトを見比べれば一目瞭然で判別できます。
受験・入学前に、大学の担当部署に問い合わせたり、オープンキャンパスを利用するなど、ご自身で各大学に積極的に確認の上、ご自分の適性に合った大学・学部・学科を選択するよう、心がけてください。
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A. そのために授業料を納付しているわけですから、大学のサービスにつきましては、ご自分が通われている大学の教務課等の窓口にお問合せください。どの科目を履修してきたのか成績証明書があるわけでもないので第三者にはわかりませんし、その大学によって、また年度によってもカリキュラムの編成が異なる場合もあり、その大学でしかわからないご質問です。そのために大学の窓口があるのですから、ネットの情報ばかりに翻弄されず、きちんと責任部署に言質を取るように日頃から心掛けてください。
その背景としては、日本語教師を雇う各機関(日本語学校等)は少数精鋭で運営している所が少なくなく、一般企業のように新卒者に社会人としてもマナーを教育トレーニングするような余裕がないこと、日本語教師は日本語だけでなく、日本のあらゆること(例えばビジネスマナーやビジネスメールの書き方など)を教えなければならない職種であり、日本語教師自体が日本であらゆる経験を積んでおかなければならないこと、などが挙げられます。
また、日本語教師としてスタートするには、ある程度の金銭的な貯蓄も必要となります。詳しくはこちら日本語教師か就職かの進路に迷ったらをご参照ください。
日本語教師になるための資格取得は、社会人になった後ででもいくらでも達成できます。実際、日本語教師として働いている人は、社会人や主婦を経た後、日本語教師養成講座に通ったり、日本語教育能力検定に合格するなどして転職・中途採用として働いている人が多いです。年齢的にも、日本語教師は、20台後半から、30歳代、40歳代から目指す人が多い業種です。
また、英語教員は教諭1種免許の国家資格であり、日本語教師は国家資格ではありませんので、並列して選択することに無理があります。まずは国家資格のほうを優先してください。英語教員免許を持っていることは、後々、日本語教師としての就活の際にも、プラスの評価こそなれ、マイナス評価になることはありません。
どうしても大学で日本語教師も学びたい、ということであれば、後々「つぶし」が効くように、英語教員等日本語教師以外を「主専攻」とし、日本語教師関連の科目は「副専攻」として付け足して履修すればよいでしょう。
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